こんにちは。東京・西新井の自家焙煎カフェ、Brunch & Coffee グラン・ドゥ・カフェです。
「ドリップポットがないと、おいしく淹れられませんか?」
よく聞かれる質問です。
答えは「なくても大丈夫」。今日は焙煎士として、代用品と注ぎ方のコツをお伝えします。
結論:注ぎ口が細いものなら代用OK
ドリップポットの役割は、お湯を細く・ゆっくり注ぐことです。
つまり、注ぎ口が細めの道具であれば、専用ポットでなくても十分代用できます。
ポイントは「注ぐ量」より「注ぐ細さ」。
太い注ぎ口だと、道具が何であっても粉が一気に崩れてしまいます。
代用できる身近な道具3つ
1. 急須
意外と知られていませんが、急須はドリップポットの代用に向いています。
注ぎ口が細く、お湯の流れをコントロールしやすいのがポイントです。急須を持っている方は、まず試していただきたい代用品です。
2. 計量カップ
100円ショップでも手に入る計量カップも使えます。
ただし注ぎ口が太めのものが多いので、縁の一点から細く垂らすように注ぐのがコツです。慣れるまでは少し練習が必要かもしれません。
3. 牛乳パック(注ぎ口を折って代用)
道具が何もない時の緊急手段として、空の牛乳パックの注ぎ口を使う方法もあります。
洗って乾かした牛乳パックの角を少しだけ開き、そこからお湯を注ぐと、簡易的な細口ポットになります。慣れが必要ですが、覚えておくと便利です。
少量ずつ注ぐコツ
道具が決まったら、次は注ぎ方です。ここが実は一番大事なポイントになります。
コツ1:最初はごく少量で「蒸らす」
粉全体が湿る程度のお湯を注ぎ、30秒待ちます。この工程を飛ばすと、どんな道具を使っても味がぼやけてしまいます。
コツ2:中心から「の」の字を描くように
蒸らしが終わったら、中心から外側に向かって、ゆっくり円を描くように注ぎます。フチギリギリまで注がないのもポイントです。
コツ3:一気に注がず、2〜3回に分ける
お湯を全量まとめて注ぐと、粉が浸りすぎて雑味が出やすくなります。2〜3回に分けて注ぐことで、専用ポットがなくてもドリップポットに近い仕上がりになります。
お湯の温度と分量もあわせて確認
道具だけでなく、お湯の温度や豆の量もおいしさを左右します。
- お湯の温度:90〜95℃が基準
- 豆の量:150mlのお湯に10〜12gが目安
- 粉とお湯の比率:1:15〜16
この基準を守るだけで、専用ポットがなくても十分「お店の味」に近づけます。
まとめ
・ドリップポットがなくても、注ぎ口が細い道具なら代用可能
・急須・計量カップ・牛乳パックの注ぎ口も使える
・蒸らし30秒+少量ずつ2〜3回に分けて注ぐのがコツ
道具が揃っていなくても、注ぎ方さえ意識すればおいしく淹れられます。「専用ポットを試してみたい」という方は、店頭でもご相談いただけます☕



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