こんにちは。東京・西新井の自家焙煎カフェ、Brunch & Coffee グラン・ドゥ・カフェです。
夏になると必ず聞かれる質問があります。
「水出しコーヒーって、家で作れるんですか?」
作れます。しかも、やることは「豆と水を容器に入れて、冷蔵庫で寝かせるだけ」。
火も使わない、技術もいらない、夏いちばん簡単なコーヒーの淹れ方です。
ただし「入れて待つだけ」なのに、なぜか薄くなったり、逆にえぐみが出たりする。
その原因はほぼ分量と時間です。今日は焙煎士として、失敗しない黄金比からお教えします。
水出しコーヒーの黄金比は「豆1:水12.5」
結論から。
コーヒー豆 40g に対して、水 500ml(=豆1:水12.5)
これが当店の基準。覚え方は「豆の重さ×12.5倍の水」。1リットル作るなら豆80gです。
「え、ドリップより豆を多く使うんじゃ…」と思った方、鋭いです。
水出しは低温でゆっくり成分を引き出すぶん、豆は気持ち多めに使います。
ここをケチると、あの「色だけ茶色い薄い液体」ができあがります😅
用意するもの
- コーヒー豆 40g(中細挽き。粗いと薄く、細かすぎると濁ります)
- 水 500ml(水道水でOK。気になる方は浄水で)
- お茶パック(100均のだしパックで十分)または水出しポット
- 冷蔵庫のスペース
手順は3ステップ
- 挽いた豆40gをお茶パックに入れる
- 容器に水500mlとパックを入れ、軽くゆすって粉全体を湿らせる
- 冷蔵庫で8時間待つ。パックを取り出して完成
寝る前に仕込めば、朝には出来ています。それだけです。
失敗しない3つのコツ
コツ1:抽出は8時間。長く置きすぎない
「長く置くほど濃くなってお得」ではありません。
12時間を超えたあたりから、渋み・えぐみが出はじめます。8時間たったらパックは必ず引き上げてください。
コツ2:豆は「深煎り」を選ぶ
水出しは苦味やコクがまろやかに出る抽出法なので、浅煎りの豆だと物足りなくなりがち。
深煎り〜中深煎りの豆が向いています。アイスコーヒー用として売られている豆なら、まず間違いありません。
コツ3:挽きたてを使う
これが実は一番効きます。粉の状態で日が経った豆は、香りの出方がまるで違います。
豆のまま買って淹れる直前に挽く、が理想。挽く道具がなければ、お店で「水出し用に中細挽きで」と言って挽いてもらってください(当店でもその場で挽きます)。
「計るのが面倒」な方へ:パックになった水出しもあります
ここまで読んで「黄金比はわかったけど、40g計って挽いて詰めるのがもう面倒」と思った方。正直でよろしい🤣
当店では、ブラジル産スペシャルティコーヒーを1パックずつ詰めた水出しコーヒーパック(60g×4パック 2,400円/単品650円)をご用意しています。
水に入れて冷蔵庫で待つだけ、計量も挽きもいりません。
【旦那さん記入:水出しパック1袋あたりの推奨水量(例:1パックで約○○ml)】
夏のご挨拶にもよく選ばれていて、暑中見舞い・残暑見舞いのギフトセットにも入れています。

まとめ
・黄金比は豆1:水12.5(40g:500ml)
・中細挽き・深煎り・挽きたてがベスト
・冷蔵庫で8時間、置きすぎ注意
道具いらず、火もいらず、寝てる間にできる。今年の夏は、おうち水出しデビューしてみてください。
豆選びに迷ったら、西新井の店頭でお気軽にどうぞ。



コメント