こんにちは。東京・西新井の自家焙煎カフェ、Brunch & Coffee グラン・ドゥ・カフェです。
「豆のままと粉、どっちで買った方がいいんですか?」
これも店頭でとても多い質問です。結論から言うと、基本は豆のままがおすすめです。今日はその理由と、ミルがない方向けの対処法をお伝えします☕
結論:迷ったら「豆のまま」が正解
コーヒーの香りと風味は、挽いた瞬間からどんどん失われていきます。理由はシンプルで、粉にすると空気に触れる表面積が一気に増え、香り成分が飛びやすくなるからです。
豆のままなら表面のごく一部しか空気に触れませんが、粉にするとその何倍もの断面が一気にさらされます。同じ豆でも、豆のままか粉かで劣化のスピードはまったく違うんです。
豆のまま vs 粉、鮮度の差はこれくらい
当店の目安では、風味が保てる期間にこれくらいの差があります。
- 豆のまま・常温保存:焙煎後およそ30日が目安
- 粉に挽いた状態:焙煎後7〜10日が目安
同じ豆なのに、粉にした瞬間に、おいしく飲める期間が3分の1ほどに縮んでしまうイメージです。せっかく美味しい豆を選んでも、挽いてから時間が経ってしまうと本来の風味を楽しみきれません。
鮮度を保つ一番シンプルな方法
「飲む直前に挽く」これに尽きます。豆のまま買って、淹れる分だけその都度挽くのが一番の鮮度キープ術です
ミルがない場合はどうする?
とはいえ「家にミルがない」という方も多いはず。その場合の選択肢は2つあります。
選択肢1:お店でその場で挽いてもらう
当店では豆をお買い上げの際、その場でミルにかけてお渡ししています。「豆のまま」と「挽きたての粉」、鮮度の面ではほぼ差がありません。ペーパードリップ用・水出し用など、淹れ方に合わせた挽き目にも対応しています。
選択肢2:粉で買うなら「少量ずつ」を意識する
どうしても粉で購入する場合は、7〜10日で飲み切れる量だけ買うのがコツです。まとめ買いして粉のまま何週間も置いておくと、風味の劣化がはっきり感じられるようになります。当店では60g・120gの小分けパックもご用意していますので、飲み切れる分だけ気軽にお求めいただけます(量り売りをご希望の場合は在庫次第でご相談いただけます)。
→ コーヒー豆の賞味期限と飲み頃はこちら(内部リンク:#n28 賞味期限と飲み頃)
保存方法でも差はつけられる
豆のまま・粉のまま、どちらの場合も保存方法で鮮度の保ち方はだいぶ変わります。
- 直射日光・高温多湿を避ける
- 密閉容器に入れる
- 常温の冷暗所で保存する(夏場の保存については別記事も参考にしてください)
→ コーヒー豆の保存方法・夏編はこちら(内部リンク:#17 保存方法夏編)
粉で買った場合の保存の工夫
密閉容器に入れたうえで、なるべく空気を抜いてから保存すると劣化のスピードを抑えられます。小分けにして使う分だけ出すのもおすすめです
まとめ
・コーヒーは豆のままで買うのが鮮度をキープする基本
・粉にすると劣化が早まり、飲み頃は7〜10日とぐっと短くなる(豆のままなら約30日)※いずれも密閉容器・冷暗所での保存が前提
・ミルがない場合は、お店でその場で挽いてもらうのがベスト
・粉で買うなら少量ずつ、飲み切れる量を意識する
「ミルを持っていないから粉でいいや」ではなく、まずは「その場で挽いてもらう」を選択肢に入れてみてください。挽きたての香りは、粉で買うのとはまったく違います。
→ 夏ギフトのご案内はこちら(内部リンク:夏ギフト告知記事 #07)



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